当社グループは、2022年5月に公表いたしました「2023 中期経営計画」について、2023 年度に最終目標を前倒しで達成したことを踏まえ、新中期経営計画「三井E&S Rolling Vision 2024」を新たに策定しましたのでお知らせいたします。
1.三井E&S Rolling Vision 2024 策定の背景について
当社グループは、事業再生計画を完遂し、健全な財務体質と堅実な収益力に向けて着実に前進を続けており、当社グループの事業基盤は2023 中期経営計画策定時と比べ大きく変化しております。
一方、為替や市況など当社をとりまく事業環境は大きく、かつ急激に変化を続けております。事業基盤の強化及び変化の激しい事業環境を踏まえ、3年後の姿を固定するのではなく常に更新し続け、成長し続ける姿を描くローリング式経営計画として三井E&S Rolling Vision 2024 を策定し、この計画のもとで、環境の変化に柔軟に対応しながら持続的な成長と企業価値の向上を実現してまいります。
2. 三井E&S Rolling Vision 2024 の概要
2023年度実績 | 2024年度計画 | 2026年度計画 | |
---|---|---|---|
受注高 | 3,370億円 | 3,300億円 | 3,600億円 |
売上高 | 3,019億円 | 3,000億円 | 3,400億円 |
営業利益 営業利益率 |
196億円 6.5% |
170億円 5.7% |
220億円 6.5% |
有利子負債 | 1,620億円 | 1,000億円 | 1,000億円 |
自己資本比率 | 30.4% | 37% | 40% |
ありたい姿: 投下資本利益率(ROIC)が、加重平均資本コスト(WACC)を上回る
(目安:ROIC>8%、ROE10%、PBR1.0 倍超)
売上高営業利益率だけでなく、株主資本コストや負債コストにも留意した経営管理に切り替え、WACC を超えるROIC を目指すことで企業価値向上に努めてまいります。
詳細は「三井E&S Rolling Vision 2024」をご参照ください。
三井E&S Rolling Vision 2024 説明資料(PDF 1,437KB)
株式会社三井E&S(本社:東京都中央区、社長:高橋 岳之、以下「当社」)は、株式会社 日本格付研究所(JCR)より以下の格付けを取得いたしましたので、お知らせいたします。
対象 | 前回 | 今回 |
---|---|---|
長期発行体格付 | BB+ | BBB- |
格付の見通し | 安定 | ポジティブ |
国内CP格付 | J-3 | J-2 |
2024年7月4日
株式会社 日本格付研究所(JCR)
詳細は、ご参照下さい。
日本格付研究所(JCR)三井E&S 格付情報ページ:https://www.jcr.co.jp/ratinglist/corp/7003